参照元: 敷金、礼金、保証金とは何ですか|京都はるか法律事務所
賃貸情報を見ていると、「敷金」「保証金」「礼金」の3つは必ず目にする言葉です。敷金と保証金は似ているのですが、礼金はまた違うので、しっかり認識しておきましょう。
敷金
敷金とは、家賃の支払いが滞った場合や、家を退去するときに修繕費用が必要となる場合に備え、貸主に預けておくお金のことです。もし退去時に余った場合には、貸主から返してもらうことができます。最近は、敷金は取らないという賃貸物件も増えてきました。
保証金
敷金と礼金を兼ねたものとして、「保証金」を預けなければならないこともあります。どちらかといえば住居ではなく、事務所やお店などを借りるときに請求されることが多いお金です。礼金も兼ねているので、その部分に関しての返還はありませんが、敷金の部分としての保証金は、退去時の修繕後、余った一部の額が返ってくることがあります。
礼金
これは読んで字のごとく「お礼としてのお金」です。もとは学生の多い京都で、部屋を貸してもらうときに、いろいろ面倒を見てもらう“厄介料”のようなものとして大家さんにお金を支払っていた文化が、「礼金」として全国に広まったとか。お礼はお礼なので、これは退去時に戻ってくることはありません。