参照元: 学校もありますし、逮捕されないためにはどうしたらいいですか|京都はるか法律事務所
事件の内容がある程度以上重い場合には、逮捕は避けられません。
警察に被害届を出される前の示談交渉や、警察の出頭要請に対して素直に応じ事情聴取にも従順に協力するなどすれば、逮捕の可能性は低くなるでしょう。しかしそれでも犯した罪によっては逮捕される場合はあります。ともあれ、交渉してみる価値はあるでしょう。
実は警察も、少年事件に関しては、たとえば夏休みの期間中に逮捕し、学校には影響がないように配慮してくれたりはします。事実に関して争うところがないなら、事情聴取には何時でも応じることを宣誓すれば、逮捕しないということもあります。学校が長期休暇に入ってから逮捕してほしい、と頼むことも、決して意味がないことではありません。
とはいえ、いきなりのことで混乱していると、保護者にもそのような対応はできないことでしょう。弁護士に相談してください。警察からの事情聴取にはきちんと素直に応じること、親がしっかり子供を監督していること、逃亡や証拠隠滅の恐れはないことなどを説明し、少年の保護者の代わりに警察に対して「どうか逮捕しないでほしい」と交渉します。