参照元: 子どもが警察に逮捕されました|京都はるか法律事務所
心配で、不安でたまらないでしょうが、とにかく一度、警察に電話して担当の警察官と話し、状況を確認してください。どのような事件で逮捕されたのか、被害者は誰なのか、今後どういう流れになるのか。できる限りの状況を聞き、細かい部分までメモします。
普通、警察官は簡単には情報を出してくれませんが、少年事件の場合、親には多少のことを話してくれるようです。根掘り葉掘りでも質問攻めにして、詳しい情報を得ましょう。
そして、掴んだ情報を持って、次に弁護士に相談します。そして弁護士に逮捕された子供に会いに行ってもらい(少年事件の場合は親でも面会できる場合がありますが、まずは弁護士に接見してもらいます)、子供の様子を確認し、事後の方針を固めていきます。
親としてできることは、お金や着替えの差し入れでしょう。差し入れの物品には制限があるので、警察に電話をして、確かめてみてください。洋服でも、紐のついた服や、フードのついたパーカーは自殺の道具となり得るので差し入れできません。便箋や封筒、切手の差し入れも可能で、連絡を取りあうことができますが、種類、枚数などに規定があります。
飲食物は原則的に差し入れできません。ただし留置場では、自分でお金を払えばある程度のものは買えるので、そのためのお金を渡してあげてください。薬の差し入れは不可。子供が体調を崩している場合は病院に連れていってもらって、そこで薬の処方を受けます。