ご紹介: 三重県で刑事事件の弁護士をお探しなら 水口法律事務所
知人でも何でも、被害届を出されたら、弁護士を頼りにすることをお勧めします。
他人の物を壊してしまったり、つい誰かに暴力をふるったり、物を盗んでしまったりしたときには、被害者感情によって被害届を出されても仕方ありません。こちらではそこまで大袈裟な事件とは思っていなかったことが、その害を被った人には非常な不快感を与えることもあります。警察も、やはり被害届を出されると、問題の事件に関し、捜査を行います。
その程度によっては、逮捕されたり、拘留されたり、非常に長く精神的にも大きな苦痛ともなる取り調べを受けることもあります。加害者として、そのような展開だけは絶対に避けたい場合には、被害者に対して素直に償いの意を表現して、示談とするのが一番です。それもなるべく速やかに。被害者が被害届を出して警察まで巻き込んでくる前に、です。
そして、示談の申し入れには、弁護士の力を借りるのがベストでしょう。それまでは良い友達であった相手も、その事件をきっかけに加害者に対して深い憎悪を持つようになり、話も何も聞く耳を持たないということはよくあります。そこへ法律のプロが出ていくことで、相手も一旦、冷静になります。被害届を出さずに示談で住むなら、と態度を軟化させることもあるでしょう。対して、当事者同士の話し合いでは、またお互いがヒートアップして、そこで新たなトラブルが発生するケースもあり、あまり良い結果にはなりません。