参照元: 会社の自己破産手続きの申立に必要なもの|会社破産.com
裁判所に自己破産を申し立てるときに必要とされる書類は、非常にその数が多いです。
実際には弁護士にすべて委ねることをお勧めしますが、ざっと列挙すると次の通りです。
目次
会社名義の「預貯金通帳」
過去2年に遡り、出入金があるものはすべて必要とされます。同銀行でも支店が異なる場合はそれもすべて、まさしく「すべて」の出入金がわかる通帳が必要です。もし紛失している場合には、当該銀行で通帳や過去2年間の明細を再発行してもらう必要があります。
「登記簿謄本」の原本
複製(コピー)されたものは認められません。あくまで「原本」が必要とされます。
「法人税申告書」の控え(直近2期分)
「賃貸借契約書」
会社事務所が賃貸の場合、また社宅が賃貸の場合に必要となります。
「有価証券」「ゴルフ会員権証券」の写し(会社名義で所有している場合のみ)
「差押え・仮差押えの決定正本」「訴訟関係書類」のコピー
――などなど。他にも、たとえば、会社の名義で生命保険に入っている場合には、その証券や保険証書のコピーが必要とされます。同じく会社名義で車やバイクを所有している際にも、その車検証・登録事項証明書のコピーが必要です。不動産を所有しているケースでは、その全事項を証明する登記簿謄本の原本を提出しなければなりません。「****の書類を準備してください」と、その名称だけ聞いても混乱するだけなので、詳しいところは一つひとつ、弁護士と頭を突き合わせて相談しながら準備していくしかないでしょう。